
この日は家から体操服を着て登園する日。何でもお祭りで御神輿を担ぐのだとか。しかし、息子は体操服を断固拒否。保育園で週に一度程体操服で運動する日があるのですが、今まで着替えずに私服でやっていたくらい、体操服がキライ。それでも前の晩は「体操服着ていく!」と言っていたので安心していたのですが、当日の朝になって180°気持ちが変わったようです。
「何で体操服がイヤなの?」
と聞くと
「何も描いてないから」
とのこと。体操服は真っ白な無地の半袖と、同じく無地のネイビーの半ズボンで、文字も絵も描いていないのがイヤみたいです。こればかりは息子の『イヤ』を解決してあげられません。
こうなると長期戦を覚悟しなければならないのですが、この日は体操服で登園するのと併せて、9時までに登園しなければならないという時間制限もある日でした。いつも9時10分とか遅い時には20分くらいに園に着いているので、いつもよりも早く出なければなりません。こちらも急いで体操服を着させようとアレコレ条件を提示してみます。
「朝ごはん食べながらテレビ見てもいいよ」
「おかわりしてもいいよ」
などと言ってみるのですが了承してくれません。するとママが
「体操服着たらババにメールする?」
というと
「どっちのババ?」
と息子。
「ママのババ」
とママが言うと
「え~おじさんがいい~」
とパパの弟をご指名。意外に乗り気なので、この方向で押し切るしかないと思い、
「いいよ」
と伝えると、親戚全員の名前を言い連ねるので全承諾。何とか体操服を着てくれました。
この日も朝からバタバタと疲れました。子供の『イヤ』の原因を対策できない時は難しい。なかなかスムーズには進まないものですね。